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めがねとは

本来眼鏡(めがね)とは見えづらくて目が疲れるのを和らげるための道具です。
めがねをかけると疲れるというのはめがねに何か原因があると思われます。
ひとつには度数が有っていない事が考えられます。
仮に度数が合っていたとしてもきちんと作成されていなければ不調の原因となります。
「とりあえず見えるめがね」 と 「快適に見えるめがね」 は違います。
快適に一日かける事が出来て初めて本来の機能を持った道具と言えます。
そのためには以下のような条件がそろう事が大切です。
ここではそれらについて少し詳しく説明させて頂きたいと思います。


度数について

快適に無理なく、よく見える事が必要です。
度数を下げて見づらい眼鏡は逆に疲れの原因となっている事もよくあります。
反対に度数が強過ぎても見えづらく疲れや頭痛等の原因になります。

よく見える眼鏡は目に良くないと思っていらゃっしゃる方をよく見かけますがこれも誤った考えのようです。
強すぎず弱すぎず無理せずに見える適正な度数が良い状態です。
最近の研究では、はっきり見えない状態にしておくのは良くないと言われております。


度数調整について

一般的にはオートレフラクトメーターという機械で計測し、その値を元に片眼ずつの度数を測定しただけで眼鏡を作成すると思います。
ここまでならば短時間で済みます。

当店ではさらに踏み込んで、「両眼視機能」と言いまして両眼でより快適に見える事にも重点を置いた測定を行い眼鏡を作成致しております。

日常では両眼で物を見ています。
実は単純に片眼それぞれが良く見える度数のものを、かければよいというものではありません
両眼がバランスよく働いて見えて初めて快適な見え方となります。

この両眼での物の見え方の働きが悪いと見えづらいだけではなく疲れや肩こり、頭痛等の原因にもなるようです。
また、運転や操縦等にも影響が生じる事が有ります。
身近な所ですと大型自動車等の運転免許で深視力検査が難しい。
野球でフライが取れない等で球技が苦手。
自動車をよくぶつける。
本などを読んでいる時に同じ行を読んでいる。
眼鏡を新しく作り変えても今ひとつすっきりと見えない等々の事があげられます。

これらの事を調べるにはとても時間と手間がかかります。
そのために当店では予約制とさせて頂いております。


フレーム選び

お顔の大きさ目の位置、骨格、度数等の条件を考慮し、かけやすく見栄えも良くなるものを、デザインにおいてもお洋服や瞳や肌、髪の毛の色、雰囲気、使用目的、使用場面、ご職業等々を考慮し提案させて頂いております。

時には度数やお顔の条件に合わない為にご希望通りにいかない事も有るかもしれませんが、デザインのみを重視した為にかけづらい、使いづらいめがねになってしまっては、もったいないからです。


めがねの加工について

外見を考えると主役はフレームのように思われますが本来の目的で「物を見る」という事から言えばレンズが主役と言えるでしょう。
フレームはこのレンズを良い状態で保持する役割の道具(部品)と言えます。
レンズをどのようにフレーム合わせて行くかについて下記をご覧ください。



めがねの加工について
レンズの大きさ

大きすぎず小さすぎずレンズに負担がかからない大きさに仕上げる必要が有ります。
大きいとレンズにひずみが生じますし小さいとレンズが外れやすくなります。
当店では一つずつ、ひずみ計でチェックし大きさを微調整しながら加工致しております。
またレンズの厚み等を考慮し、より外観が良くなるように一つ一つ丁寧に作成致しております。



歪計を通してみたところ
左レンズが大きすぎる為に締め付けられて色が変化して見える所がひずみ



めがねの加工について
レンズの中心位置

視線がレンズの中央を通るようにレンズの中心から中心までの幅や高さなどを使用目的を考慮して作成しなければなりません。
当店では各フレームごとに片眼ずつ、瞳の中心位置を測定し、レンズ中心位置を決定致し眼鏡を作成致しております


めがねの加工について
レンズカーブ

あらかじめフレームには一定のカーブがつけられておりますが、レンズの種類や度数ごとにこれらのカーブはすべて異なっております
先に記しましたようにレンズが主役です。
あらかじめついているフレームのカーブをそれぞれレンズごとに合わせて調整する必要が有ります
調整せずにそのままレンズを押し込むとレンズに無理な力が掛かり見え方にも影響します、またレンズにも悪影響を与えます。
当店ではきちんと調整して作成いたしておりますが、残念ながら世間一般の眼鏡でカーブ調整がきちんと施された物はめったにお目にかかりません。それだけ無頓着に作製しているという事かもしれません。
その他は、おかけ具合の調整とだぶってきますので加工についてはここまでとします



向かって右のフレームカーブとレンズカーブが合って
いない状態カーブ形状が違います
レンズカーブがわかりやすいように赤線が付けてあります




向かって左側はフレームカーブとレンズカーブが合っている状態




カーブ計でレンズカーブを測定しているところ



おかけ具合の調整
(フィッティング)

眼とレンズの距離等が一定の条件で維持できるように、ずり下がりにくくかつ、お鼻やお耳の後が痛くならないように絶妙な状態に調整しなければなりません。
いくら度数が合っていてもおかけ具合の調整がきちんとされていないと、本来の度数が発揮できず見えづらいだけではなく、疲れや頭痛等の原因にもなります。



加工やフィティング調整に使用する工具の一部



残念な事に

「両眼視機能を考慮した度数測定」が行え、
「きちんとしためがねに加工」でき、
「ずり下がらず痛くならないおかけ具合の調整」まで
出来る人材がとても少ないのが現状です。

一概にめがね店と言ってもそのレベルの差はかなりのものです。
あなたはどのようなお店を選ばれますか?


最後に

ご予約時などに所要時間は2〜3時間とお伝えすると「えー!2時間もかかるの!」とおっしゃられる事が良くあります。
きちんとしためがねを合わせるにはそれなりの手間と時間が必要になります。
ご来店頂き、すべての作業が終わった後にはほとんどの方が「色々と合わせてもらうと2〜3時間ってあっという間なのね!」とおっしゃられます。

これから数年を快適に過ごして頂くためにもそれなりのお時間を頂ければと思います。
手間をかけなければもっと短時間で済ませる事もできますがそのようなお店はたくさんありますのでそちらにお任せすればよいかな?と思っております。

ちなみにめがねの買い替えサイクルは3年位です。
3年以上経過するとレンズの劣化が目立ち始めます。
見えているつもりでも微妙に見えづらくなっている事がよくあります。
あまり間が空きますと次回の新しい度数に慣れるのも大変になります。
大切な眼の為に定期的にきちんと楽に見えるめがねをご購入頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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